天巫泰之先生の日記

2011-01-30

厳島神社のお神籤

広島県の宮島にあられる「厳島神社」。

お神籤は翌年、まとめてどんと焼きなどにだしてお焚きあげするのですが、厳島神社のお神籤だけは今も大切にしています。

最初はお神籤の箱をそのまま通り過ぎ、どうかお導きください、と熱心に祈りつつふりむいて、改めて箱のまえにたったら、最初に通り過ぎたときははさまっていなかったのに、箱の上の隙間から1枚、角だけ飛び出ていたので、これだ、と思っていただきました。

「これは哀れみ深く、世を救う心あるうらかたなり。後々は人にうやまわれ、その名世に聞こゆ、されど身に災いの来ることあり、ことにけんなんをおそるべし。」

と書いてありました。
ありがたくて申し訳なくて涙がでました。

最後の「けんなん」たぶん、「剣難」だと思いますが、恐ろしいことですが、それよりも、このうえもないお言葉に、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

今も、そのお言葉の万分の1も為し得ていません。ただただ平伏するのみです。
このお神籤は生涯の宝物です。
私自身の指針です。

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