天巫泰之先生の日記

2011-03-25

困難に向かい合う

私も私なりにさまざまな困難を抱え、ときには乗り越えてきました。
けれども、そのさいに受けた心の傷がときおりうずくこともあります。
困難を乗り越えられないから弱い人だとはいえません。
おなじような経験でも、人によっては天と地の差があるように感じられるものですし、抱えた重さもちがって感じられるものだからです。

そうした悩みや困難が立ちはだかったとき、私はひとつの声を聞いたような気がしました。

「悩みに背を向けるとかえって不安になり、怖くもなる。悩みや困難に向かっていってはじめて道が開かれる」と。

もちろん、その悩みや困難がゴジラのような強敵であれば「撤退」する勇気も必要です。
「撤退」=「弱さや臆病」なのではありません。

あの織田信長ですら、戦況がいちじるしく不利なときには撤退をしました。
自分やまわりの力で向かい合うことができそうなものであれば、背中を向けずに向かい合う。
冷静に悩みと困難を理解し、対処策を練る。
そして行動にでるのです。

その第一歩になるものは、自分自身を知ることです。
自分自身がなにを求めているのか、どんな考えで、どんな思いでいるのかを知ることです。

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