この度はご依頼頂きまして、ありがとうございます。

今回鑑定させて頂きます蘭寂（らんじゃく）と申します。どうぞよろしくお願い致します。

元彼との相性をみると、数秘学でも、宿曜占星術でも、好みや感性が似ている、友人的な間柄である、と出ています。

恋人宿、あるいは悲恋宿とも言われます。ロマンチックな恋愛には向いています。逢瀬が楽しくて仕方ない時期は上手く行きますが、結婚などの現実的な事が見えてくると、破局しやすいと言われています。

特に、愛情以外の問題で離別することが多い間柄です。しかし、心から憎しみあうようなことはなく、別れても友人同士の付き合いが続いたり、復縁の可能性もある間柄です。結婚や同棲以外の形のお付き合いであれば、上手く行く縁です。

そして、何故彼が貴女と別れを決意したかというと、「お互いの成長のため」なのです。
喧嘩の原因の根底は、多分いつも同じ事ではありませんでしたか？
彼は、それに傷つき、疲れてしまったのです。このままでは二人の関係に改善の余地がなく、人間的な成長もできないかもしれない、それならば、一度リセットしようとしたのです。

これが、今の状況です。

なおAさんにアプローチされても心が動かないのは当然です。

貴女自身、元彼を手放していないからです。
手放せないというのは、執着しているということであり、忘れられないのは、互いに傷つけあったから。今までの人生において、インパクトがあった相手だからです。

そして、一番正直なのは、貴女の感覚です。触れられそうになって嫌悪感を抱いてしまうというのは、愛情を受け取れないのではなく、本能的にダメなのです。なので、ご自身を責めないで下さいね。

また、貴女は『不幸』に安住しているわけではありません。「価値観の違い」を認められないだけです。

ここで「相思相愛で幸せ」と言える関係性を築くにはどうしたら良いか」という問題に、易を立ててみると、「坤為地（こんいち）五爻」が出ました。

これは、女性が従順であるとか、女らしさを表すものです。この、女性の特性をもう少し意識してはどうでしょう、というメッセージです。

また、年上の女性への相談などという意もありますので、貴女の「価値観」を、年上の人生経験豊かな女性に聞いてみるのも一つの手です。貴女の「価値観」は、意外と頑固で頑ななものだったのかもしれません。

そして、相思相愛で幸せ、という関係性を望むならば、貴女自身が「相手を立てる」「相手に喜ばせてもらっている」「相手に影響を受けている」「相手を尊敬している」という、つまり「あなた色に染まっています」という言葉、態度を発することが大切です。これは「戦略的」にやって下さい。

今後の出会いですが、秋辺りまでは、残念ながら恋愛運はあまり良くありません。婚活よりも、同性の友人とのお付き合いなどに力を入れましょう。同性ならではの優しさ、柔らかさを学べるはずです。「女らしいしたたかさ」、それが貴女にとって一番必要なこと、と出ています。


また、元彼との関係は、もしかすると、友達付き合いに戻るかもしれません。
こちらも含めて、何かの変化や迷われた時は、どうぞご遠慮なくご相談下さい。

ありがとうございました。