天巫泰之先生の日記

2011-08-11

大切なこと

生きる意味であるとか、人生はどうあるべきかとか、そんなことは些細なことなのでしょう。
大切なことは、どんなに苦しくても生き続けることなのでしょう。

重要なことは愛することなのでしょう。

人は苦しくなると、天に向かってさまざまなことを問いかけます。
「なぜ?」
「なぜ?」
「なぜなんだ!」
と。


答はすでに手の中にあるのに、人はみな気づいてないふりをするのです。
その答が自分にとって不都合だと思えて、見て見ぬふりをするのです。

なんのために?

そんな問いかけは悪い夢だと思って、夢食いのバクにでも食べさせてあげましょう。

生きること。
どんなに辛く、乗り越えられないと思える壁や山がそびえていても、生き続けていくこと。
それがときには見苦しく思われても、ツバをかけられなじられても、恥をかかされ、絶望しそうになっても、這いつくばってでも生きていくこと。

それがいちばん大切なことだと、私は思います。

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