天巫泰之先生の日記

2011-08-17

蟻の法則

「蟻の法則」。
私はこの話が大好きで、いままでなんどもブログに書いてきました。

昨日、読んでいた雑誌に、その法則をわかりやすく書いたという「働かないアリに意義がある」という本を紹介していた記事を読みました。


その本にも書いているかもしれないけど、アリの七割は仕事をせずにうろうろしているだけ。
けれども、働いているアリたちだけを集めて「巣」をつくらせると、その中からまた七割程度のアリがさぼるようになるというのです。

人間の、たとえば職場という組織でも、誰がひとは「標的」になる人がでてきます。
いわゆる嫌われ者というか、いじめられる者というか、仲間はずれにされる者というか。
そして、その者が辞めたりしていなくなると、今度は別の人がその役割を果たしていく。

そんな状況を体験したことがありませんか?
私はなんどもそうした状況をみてきました。


だから、転職をしても、かならずひとりは「苦手」なタイプの人がいるものなのですね。
私は、動いていないと落ち着かないタイプなので、どんどん動きますが。さぼり気味の同僚がいても、本によれば存在している意義があるということになります。

「ひきこもり」をされている方も、童話の「三年寝太郎」という物語があります。三年寝て暮らした太郎が、その後、地域のために活躍するというお話です。

ですから、いつか活躍する時期も来るのではないかと思いますし、蟻の法則は人間にもあてはまるみたいなので、仕事をせずにうろうろしていても、まわりは心配するでしょうが、それもひとつの「法則」なのだろうと思います。

誰かが、そうした「お役目」をやらなければいけない、というわけです。
自分はなんの役にもたっていないと卑下することなどないのですね。
私たちひとりひとり、ただ生きているだけで、存在している「意義」が確かにあるのだと思います。


宇宙の法則というより、地球の法則は…厳しいものですね。(T^T)

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