青龍子先生の日記

2017-03-15

被災地での「霊体験」を初告白

被災地での「霊体験」を初告白。
遺族たちはこうして絶望から救われた。

「誰にも話せませんでした。
死んだ家族と“再会”したなんて……」

 未曾有の大震災から今年で6年。

 被災地の遺族たちからは、
不思議な体験談が聞こえてきた。

 最愛の家族や愛しい人が大津波で逝き、
絶望にまみれた日々を送ってきた遺族たち。

その日常の中で、

突然起きたのは「霊体験」
としか表現できない

“死者との再会”だった。

その不思議な体験で、
遺族たちの心は

絶望から救われることに
なったという。

遺族たちの告白を
いくつか紹介してみよう。


(どこにも行かないよと言う亡き妻娘)

火葬後に妻娘からの

「待っている」

「どこにも行かないよ」



宮城県亘理郡で被災したある男性は、

妻と2歳にも満たない次女を
津波で一度に喪った。

震災から10日あまりで
遺体が見つかり、

やっと弔いの火葬ができた
夜のことである。



「夜中に目が醒めると
目の前に二人がいたんです。

マスクをして、

しゃがんだ妻に
寄り添うように、

娘が僕に手を振っていました」



夫は目を醒ましたが、

瞼を閉じても

妻娘の姿は見え続け、


泣きながら

「おいで、おいで」

と声をかけたという。


その後も、

夫が寝ているときに
妻はあらわれ、


「戻りたい」

「いまは何もしてあげられないよ」

「どこにも行かないよ」

「待っている」


と語りかけてきた。




この邂逅が、

夫には
生きていく心の支えに

なっているという。



青龍子

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