青龍子先生の日記

2017-03-20

被災者の2割におよぶ「霊体験」

これらのケースは、
遺族たちの告白の一部である。


在宅緩和ケアのパイオニアとして
宮城県で2000人以上を看取った医師(故人)
を取材する過程のことだった。



医療の現場で、

自身の患者の約4割が


「お迎え」


を体験することを知る、


その医師は、

「お迎えと同じだよ。
きちんと聞き取りをしたほうがいい」


「被災した人の2割が
(霊を)見たという話もある」

と、取材を薦めた。

当初はためらったが、

その医師は、

末期のがんで
余命いくばくもなく、


最後の言葉に背中を押され、


「死者と生者の物語」を聞く
という旅に出たのだった。


度重なる聞き取りを行い、

妄想や虚言を排した、


実名で“告白”された


「死者と生者の愛の物語」が、

優しい筆致で伝えられる。


「霊体験」とは、

遺族たちにとって、


“奇跡と再生”


につながる、

“かけがえのない体験”だった
ことが、


いま、明らかになった。



青龍子

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