癒真先生の日記

2018-07-01

憎みきれない我が儘

私の人生経験の中には、破天荒な(元)義父の生き様という中々のものがあります。

とにかく自分の思いのまま、やりたい事をやりたい様に生きた人で、驚く様なエピソードが沢山ある人でした。

そんなですから家族はどうしたって犠牲になります。
しょっ中喧嘩をしていましたね。
それでも、なんか何処かで憎みきれないのです。

そして他人様は生活に関わりませんから、面白さだけが際立つ訳です。
当時は料理屋を営んでおりましたので、接待のお席を盛り上げる為にと(元)義父が呼ばれて破天荒な武勇伝を面白おかしく話すんですね。

その上、小山の大将で居たいものだから、人の面倒見も良くて慕われるんです。

今言われる、「自分のありのままを生きる」とは人を困らせる様な我が儘を指すのではありませんから、あの生き様とは違います。

でも、多くの人が親しみを感じていたのは、(元)義父の自由さに皆さんが憧れる部分があっだからではないかと思うんです。
そして輝いて見えたのかも知れません。

いつの時代も人は皆、心底では思いのまま自由に生きたいと願って来たのでしょうね。
時代は進化し、個人の可能性が広がりました。

でも「自由」になる程責任も伴う様に思います。
我が儘と言う「自我」では無くて、心の奥の声を聴き、本当の自分である時は、「愛」が原動力となって、人も幸せするのではないでしょうか?

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