昭晴先生の日記

2019-04-19

四柱推命と爻占術の差は何?

いつも日記に目を通していただきまして
ありがとうございます。

鑑定士の昭晴(あきはる)です。

四柱推命というのは生まれた年月日時の情報を通じて運勢を推論する術数を通じて称する言葉だ。 四柱推命が運命の予知判断に総合志向的な傾向があったら、爻占術のような占術は特定事案について個別的に接近した後、事案の経過や推移、結末の解釈に主力する傾向が高い。

そのため、各個人の全般的な資質と性格、大きな運の流れを論じる際には四柱推命が強みを有するのであれば、個別事案に、それぞれ別な接近と解釈が必要な時は爻占術のような占術の方が強みを持つ。
それでどのようなものを選択をしなければならない岐路では四柱推命より爻占術の方の活用度が高い。

易学を長年勉強した人にも爻占術は不慣れな術数であるため、易学に対する概念が相対的に不足した占術家や一般人には理解が難しいと見られる。
それでは爻占術と四柱推命がどう違うか下の例に見ることにしよう。

例えば、1979年2月6日午前12時30分に生まれた人がいるとするならば
命式を書いてみると次の通りだ。

時日月年
甲甲丙己
子辰寅未

この人が79年4月生の友達と一緒に事業をしようとする時、よくなるかを相談したら、四柱を身につけた占い師は上記の命式を参考にして、
先に当事者が現在置かれた運の良し悪しを検討するものであり、
運が良ければ同業を勧めるが、悪いなら保留する方向を勧めるのだ。
このように結論が明快に出たら、占い師も解釈をすることに負担がなく、受け入れる人も参考に負担がない。

しかし、現実はそんなに甘くない。

現実世界でどの人が直面した運が一方的によかったり、悪い場合は非常に珍しい事だ。 ある部分はいいし、ある部分は悪いやり方で吉凶が混在した場合がほとんどである。 例えば、今年に昇進はしたが、息子によって経済的な損失と精神的にとても困難な年を送ったとか、または株でたくさんの利益が生じたが、大きな交通事故に遭って病院の世話になる場合などだ。

老練な占い師はこの程度の段階は無難に知ってると思う。 同業運勢だけを詳細に把握するもして、特定の生年の間の相性(ここでは、対象者がいずれも79年生なのでひつじ年の対ひつじ年)を見たりする。 また、相手が男性か女性かによって、解釈が変わったりもする。
しかし、これで終われば良いが、これで終わりがない。

同業を考慮中である人が一人二人もなく五人もなることを確認したとしたら。 さらに、同じ年齢の友達だから年だけでは相性を見たことも難しかった。 時間をかけて相性を見てもそのうち三人は、正確な命式を知ることができなかった。
このときはそれぞれの同業の事例についてどう区別を建てて運勢を論じることができるかな? 区別するのが困る、漠然と5人皆同業運が悪いとか、みんないいというふうに判定しなければならないのか? もちろん、5人皆同業相手に適切ではない可能性もある。 しかし、相談者がどうしても同業をしたい場合は、同業相手にいい人を選り分けるのだ。

現実的に起こる可能性が少ない事例を例に挙げたようだが、
同業者が2人と仮定しても生まれた年月日時を正確にわからないこともあり、
もし知っても”この人はどんな状況で、どのような心でともに同業をしようとするのか”、”あの人は今、金銭的にどうか、同業者として真実な気持ちにしようとするのか”、”同業をしながらどの時期にどのような状況が発生するか”などは四柱推命一つだけで具体的な状況ごとの推論を下すのがそんなに簡単ではない。

このような状況で、果たして四柱推命だけで同業をするときの勝敗有無を自信があるように全員が言及できる占い師は果たして何人になるのかな?

一度でも上と似たような相談を受けた人ならよく知っているはずだ。 四柱推命だけを身につけた人は誰々と同業することがいいのかは言及することができても、細部的な内容まで言及することは容易ではない。 それは占い師の実力問題ではなく、四柱推命理論体系の特性のためだ。
時代を風靡するほど老練な実力を備えた易述家たちは四柱推命と爻占術両者にすべてがうまい。 これは彼らの回顧録や世間に伝わるうわさを見ても確認できる。

占い師を職業にしたい人なら、一つだけ身につけないで、二つ以上を兼ねて身につけたら、世の中すべての人たちに能力を認められる境地にも登ることができるのだ。
ここに特有の舌先と機転、包容力や穏やかな気性まで添えられば、より立派な占い師の能力を持つことになると確信する。

-昭晴-

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