2019-04-29
四柱推命神殺の中には白虎殺(白虎大殺)という神殺があります。四柱命式に白虎殺に当たる六親は虎の餌になる命で死ぬ時、必ず血の色として表れ、これを血光之神の事故に遭って死ぬことになるので、事故や手術など血を見ることが多いという神殺です。
白虎殺に置かれている六親が生気があり、強ければ虎に会っても生きて残ることもできるが、その六親が生気がなく、弱くて刑冲になっているなら、虎を捕まえて餌になる確率が非常に高いです。運気では刑冲や元嗔殺に遭った時、災いが現実に現れます。
白虎殺となる干支は甲辰、乙未、丙戌、丁丑、戊辰、壬戌、癸丑で形成されます。身体の疾病や傷害、交通事故、思いがけない災い、家族間の不和などを意味します。性情が強く、独断的で独善的なので人徳がなく、万事にも凶害をもたらし、何でも不運なので意味があっても発展が難しいと言います。
古典理論を見ると、白虎年や白虎月に生まれれば親兄弟の不運と災い、別れを意味し、生れた日と時にあると、本人の災いや配偶者との不和、別れ、そして子どもに不利に働くと記録されています。
しかし、白虎殺が凶の作用だけがあるわけではありません。白虎殺の吉作用は虎のように強くて勇猛なエネルギーを持って自分の事を強く推進し、集中力をもって処理できるように助けるということです。 女性が白虎殺とかいごう殺が一緒にあれば社会的に大きな人物にもなります。
現代社会での変化が速く、専門家が中心となる時代には非常に良い長所を持っており、大きなことを成し遂げるためには必ず持たなければならない気運だといえます。特に、身弱の四柱命式に白虎殺が一緒にあると、この四柱命式は命式的な立場では弱いが、気質の面では決して弱い人ではありません。
しかし、白虎殺はかいごう殺や羊刃殺など、あらゆる神殺も同じく四柱命式にとって強い特徴を意味する一つの気運だと見るのが正しいと思います。このような神殺は四柱命式を分析し、それによる適用が妥当であるにもかかわらず、無条件この神殺だけを前面に出して通変し、相談者を驚かせるのは正しくないのです。
白虎殺は血を見る血光死の凶殺であり、現時代には癌、交通事故、手術、銃、事故死、非命の死、客死などとして見られますが、これを避ける方法は活人業と言える人の生命を扱う業に代わればこれを避けることができます。このような職業は大体、裁判官、軍人、警察、宗教人、占術家、医師へと転換すれば、少し軽くなるかもしれません。
-昭晴-