望月こはる先生の日記

2019-06-08

6月といえば

H.G.ウェルズ原作の映画「タイムマシン」のことを
思い出しました。

映画は2作あったと思います。どちらも楽しめました。
2作目はラブストーリー仕立てになっていて
主人公の科学者がタイムマシンを作ったきっけが
恋人の死だったという設定です。

恋人を失った主人公は、
どうしても恋人を死から救いたく
タイムマシンを作り何度も過去に戻り、
恋人を守ろうとしました。

ですが、やっぱり恋人は亡くなってしまうのです。
タイムマシンがあっても過去は変えられない。
物語は、そこから本格的に展開していきます。
全体を通して学べることがたくさんある映画ですが
過去を変えられないと知る下りがとても印象的でした。

彼女がそのタイミングで亡くなるのは
映画の中で、宿命を描きたかったからかもしれません。

宿命は変えられないと言う一言で
人生を語り尽くすのはとても危険なことですが
誰にでも、一つや二つ、
どうしても変えられないことがあるのは
真実だと思います。

例えば、私のことです。

6月といえば初恋が実った季節で
梅雨の晴れ間を味わったり、
紫陽花が目に入ったりすると、
その頃を思い出します。
多分、もっとおばあちゃんになっても
初恋は覚えていると思います(笑)。
ですが、その彼とは結婚できませんでした。
4年付き合ったのに別れてしまいました。
東洋の占術で4は、キーになる数字です。

その後、別の男性と恋をして結婚しましたが
18年目で離婚しました。
18も、東洋の占術ではキーになる数字です。

さらに
同じ頃親友から、
初恋の彼が他界したという連絡が入り
かなり驚いたのを覚えています。

占術を勉強して分かったことですが
その時期は私の男性運が
大きく変わることになっていました。
乱暴な言い方ですが
誰と結婚していても、
結婚生活のスタイルはそこで変わったのでしょう。
配偶者が亡くならなかったとしても
あるいは、配偶者と離婚することがなかったとしても
別居婚になっていたかもしれませんしね。

自分の魂が何を決めて生まれてきたのか?
命術でその傾向を読み取ることは、容易だと思います。

自分の宿命をどのタイミングで分かっていたいか?
それはなかなか難しいことです。
持って生まれたものが分かることで
生き方が変わる部分はあるかもしれませんが
分かったところで、
どうしても変えられない部分もあるでしょう。

再び、乱暴な言い方をすれば
知っても知らなくても、
人生は大きく変わらないのかもしれません。

ですが知ることで、覚悟と勇気を持てれば
これまで生きてきた道よりも、
少しは広い道を歩けるのかもしれません。

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