昭晴先生の日記

2020-05-22

命式が悪いと不幸なのか?

”四柱推命 命式”は、その人の生まれつきのエネルギーで、性格で、社会性で、才能だ。

”四柱推命 命式”が人生ではないが、人生を生きていくうえで非常に多くの影響を及ぼすことは否定できない。

そうだとしたら、四柱推命 命式が悪いと不幸なのか???


普通、四柱推命の勉強や相談のとき、命式の短所を言うと、非常に不快に思う人がいる。

命式の悪い人がそう思うかもしれませんが、

驚くべきことに、比較的命式が良い人もその傾向がある。人間は誰もが前世の業を持って生まれる。

命式は前世の業の結果物であり、したがって誰でも大きくても小さくても命式に欠陥がある。

言い換えれば、自分の欠点を指摘することについて不快に思うのは自己省察が全くできていないことと考えてもよい。


相談に乗る際、やむを得ず短所を述べなければならない時がある。その人の為にも...

決して人身攻撃のレベルで誹謗するのではない。しかし、短所を聞けばもう表情から変わる。

自分自身は完璧な人ではなければならないし、短所なんか聞きたくないし…

これから短所を直していく考えがないという意味に取れる。占術家の立場では…。


もちろん、相談者を叱ったり、訓戒しようとしたりするものではない。

しかし、相談者は単に”命式等級”だけを聞いてはならない。

自分はどんな人なのか?

直面した現実の原因はなぜなのか?

これからこんな状況が迫ってくるのに耐えられるのか?

相談者が解決策を見つけられなければ、占術家が直接解決策まで提示しなければならない。

それには短所を指摘することは必須だ。 医者が患部を診察しない限り、治療が不可能なように。


この文を書く本人も命式の欠陥が多い。しかし、だれが私の命式の短所を指摘しても、全く不快ではない。

自分自身で堂々と自分の命式の短所を他人に言う。それはまさに私の命式の短所を自ら認めて、

その短所を直すために血のにじむような努力をするという私の意志だ。

命式が悪ければ、不幸な人生ではなく、命式の短所を自ら認められなかった時、不幸な人生になる。


幸せな人とは良い”四柱推命 命式”のある人ではなく、

自分の”四柱推命 命式”の器を知って…。

その器、以上の欲張りはせず…

短所は潔く認めて。。。

自分の”四柱推命 命式”の適性に合わせながら、

人生を生きる人が幸せな人だ。

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